普段の日常生活の中で毎日1~2回行う洗顔。

顔の皮膚を守ることが大切になってくるのに、洗いすぎて逆にボロボロになんて事もしばしば…。

今回はそんなお肌への刺激の強いスクラブやピーリングについての危険性をご紹介していきます。
 

スキンケアの基本は、肌をいじめないこと

肌をいじめない、とひとくちにいっても、なんのことかわからないほうが多いと思います。

というのは、だれでも自分の肌をいじめているという自覚がないようだからです。

たとえば、スクラブといわれる洗顔料を使っていることがいじめることになります。スクラブとは、毛穴の汚れを取るために微粒子を入れた洗顔料です。

台所洗剤のクレンザーの原理で、これでこすれば毛穴の中の汚れまで落とせるというものです。

ステンレスでさえ、クレンザーでみがくと傷ができてしまうのですから、これが肌ならどうなってしまうのでしょうか。

ここで知っておいてほしいのは、スクラブとは英語で「こする」という意味だということです。

スキンケアの基本は、やさしくすること、というのであれば、こするのは乱暴ないじめになります。

また、ピーリング(はがす)マッサージも、じつは肌をいじめていることになります。

気軽に使っているスポンジ、タオル、ブラシなどで洗うこと、こすることに変わりはないので、ひかえたほうがよいでしょう。

古い角質を取ったつもりがスキントラブル

スクラブ料などを使って、無理やり肌の古い角質をはがされてしまうと、肌には、またはがされては大変と、次からはもっと厚くして体を守ろうとする性質があります。

生づめをはがすと、次には前よりごつごつした厚いつめが生えてきますが、これと同じことで、角質を無理にはぐと、角質の下にある真皮を傷つけやすい状態にしてしまいます。

そのため、肌はもっと厚くなって身を守ろうとするのです。

これがシワの原因になります。

この原理はおへそを思い浮かべてみるとわかります。

おなかの皮下脂肪が厚いほど、おへそは深くくぼみます。

顔のシワも同じです。肌が厚いと、シワは深く刻まれて見えてしまいます。

肌は薄いほどシワが目立たないというのは、このことなのです。

洗いすぎは、トラブルのもと

にきびなど敏感肌の人は、とかく洗顔をしすぎる傾向があります。

清潔にすることは大切ですが、必要以上に洗いすぎると、肌を保護している皮脂膜まで落としてしまいます。

そうすると、細菌におかされやすくなったり、ちょっとしたことで肌あれをおこしやすくなるなど、かえってひどくすることになります。

また、特別な石けんなどは使う必要はありません。

石けんは本来、とても洗浄力が強いものですから、ふつうのアルカリ石鹸で大丈夫です。

はちみつ、炭粉入りなど、いろいろなタイプのものがありますが、こういったものは石けん以外の成分が入っているので、場合によっては肌にあわないこともあります。

前もってテストしてから使いましょう。