ここでご紹介するのは、毎日のケアにときどきプラスしてほしいスペシャルケア。

毛穴に悩むひとは必見の、自宅でできる美肌術です。

 

肌のトラブルを解消するスキンケア

ターンオーバーによって基底層で生まれた肌細胞が成長し、やがて死んでレンガのような状態の角質層となって肌を守り、剥がれて落ちてゆく一連のプロセスは、約28日かけて行なわれます。ところが、この日数はあくまでも目安。

たとえば肌が薄くて敏感なひとは、肌細胞がもろくて28日ももたずに剥がれてしまいますし、逆に年齢を重ねた肌はターンオーバーが遅くなりがちで、40日以上剥がれないこともあります。

古い角質がいつまでも表皮に留まっていると、肌のごわつきやカサつき、あるいはニキビ、毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルを招いてしまう可能性があります。

そこで、新陳代謝が衰えた肌に「目覚めなさい!」と揺さぶりをかけるのが、これからご紹介する、エクスフォリエーションというスペシャルケアです。

エクスフォリエーションの概念は幅広く、酸の入ったコスメやスクラブから、ケミカルピーリングやダーマブレージョンといった、プロによる施術まで含みます。

余計な角質層を取り除くことで肌表面、が柔らかくツルツルになるのはもちろんですが、新陳代謝が促されるのでたるみやくすみ、シワが目立たなくなるというメリットも。

けばだった毛穴や黒ずみ、それにたるみが原因の毛穴を目立たなくするととも可能です。

ただし、エクスフォリエーションはやりすぎないことが大切。

かくいう私も、実は酵素洗顔のやりすぎで敏感肌になった過去があります。

自宅で行なう場合はマイルドな方法で、少しずつ行なうのがポイント。

正しく行なえば、エクスフォリエーションは毛穴に悩む肌も確実によみがえらせてくれます。

オイリー毛穴の油分を補うお手入れ方法

講演会などで皆さんの肌を拝見しますと、多くの方は部分的にオイリーで、乾いているところもある「コンビネーション肌」です。

もちろん、まれにオイリー肌の方もいらっしゃいますが、実はよく拝見するとコンビネーション肌であるケースがほとんど。

真性オイリー肌の方はご両親ともにオイリー肌で、乾燥なんてしたことない、というタイプです。

だいたい10人から20人に1人くらいでしょうか。

オイリー肌だと自認する方も、今一度ご自身の肌をよーく確認してみましょう。

では、そういうオイリー肌の方はどうしたらいいのか。

逆説的ですが「洗いすぎ」を避けてください。

人間の体には自然な防御反応がありますから、洗って皮脂をどんどん奪うと「もっと必要なのかな?」とさらに皮脂を分泌します。

基本的にはダブル洗顔を避け、必要以上に顔を洗うのはやめましょう。

そのうえで、クレンジングに使うアイテムを厳選してください。

私は個人的にはクレンジングクリームをおすすめしていますが、「絶対にクレンジングオイルを使っちゃだめ!」とは思いません。

黒ずみ毛穴が目立ち、角栓が気になるときには、どうぞクレンジングオイルを取り入れてみてください。

髪の汚れがひどいと感じたら、シャンプーのときに二度洗いをしますよね? それと同じような感覚で、臨機応変にいきましょう。

注意点としては、クレンジングオイルは洗浄力が高いので、「肌に触れている時間を短くする」「毎日の使用は避ける」こと。

さっとなじませて、すばやく洗い流してください。

マッサージしてもよいのは、皮膚が厚い小鼻周りだけです。

もう1つのポイントは、「適度な油分を補う」こと。

さきほども申し上げたように、肌には自然な防御反応があります。

皮脂が不足していると感じたら分泌しますし、適度に捕われていれば過剰な分泌を抑えるのです。

肌ってとても賢いのです。

重たいクリームである必要はありませんが、白濁した美容液や乳液など、油分を含んだものをスキンケアに取り入れてください。

オイリー肌の方の中には「必要ないから」「気持ちいいから」と化粧水でのケアのみ、という方もいらっしゃるのですが、それでは皮脂分泌を促すも同然です。

この2つのポイントを守っていただければ、日中はあまり神経質になる必要はありません。

皮脂が浮いたからと洗顔したり、角質ケアを頻繁に行なうのは避けてください。

パウダーファンデーションで押さえる程度のケアで十分です。