無香料がよいとはかぎらない

香りは「物質」ですから、体に入ると嗅細胞を刺激して大脳に信号として伝わります。

そこで、この香りは体によいと判断されると、もっと取り込もうと呼吸が深くなり、血圧が下がって緊張がほぐれます。

これは、自律神経によって行われる事です。

神経の良い香りは、体にもよいのです。

香りで知っておきたいことは「好きな香りは体によい香りで、嫌いな香りは体によくない」というのは、必ずしもあてはまらないということです。

それは食べ物と一緒です。

好きだから体によい食べ物とはかぎりませんし、嫌いだから体に悪い食べ物というわけではない、というのと同じなのです。

また香料は、ごく微量でも非常に貴重で高価なものがある一方、バケツ一杯でも安価なものがある、というように値段に幅があるものです。

上等な香料を使った化粧品が高価なのは、ある程度しかたのないことです。

もし、本当に無香料にしたらどうか。

化粧品の成分だけでは、とてもいやなにおいで使う気にはならないはずです。

この不快なにおいを消すための「香料」が必要になるくらいです。

体に害にならないよい香料を使った製品なら心配ありません。

若いから肌はきれい、とはかぎらない

最近、若い人たちの肌は以前よりも敏感になっています。

肌を健康的にみずみずしく保つには、肌を乾燥させないことです。

しかし実際は、エアコンのきいた室内で一定時間をすごしたあと、温度差の大きい外気にさらされます。

たえずこうした環境のもとにある肌は、緊張をしいられます。

肌がいつも刺激を受けている状態です。

そのうえ、シャワーをかんたんに使える環境にもあるため、朝シャンなどといって、毎朝シャンプーする人もいます。

皮脂は、必要以上に取れてしまいます。

乾燥、そのうえ皮脂膜の保護がない、これらが若い人のスキントラブルがふえている理由です。

保湿用の水スプレーはかえって乾燥のもと

オフィスなど、エアコンのついている環境で一日の大部分をすごしている人は、肌の乾燥が気になります。

そのせいか、小容器に入った水スプレーを持ち歩く人がいます。

たとえそれが由緒正しい名水でも、顔に直接ふきつけるのはやめましょう。

ほんの一時的に水けでうるおいを感じますが、またすぐ元にもどってしまいます。

肌に水がつくと、かわくときに肌の中の天然保湿成分までも一緒に取り去ってしまうので、かえって乾燥してしまいます。

手を洗ったままでいると、手があれることを考えれば、おわかりでしょう。

もしつけるなら、保湿成分入りの化粧水をおすすめします。